英文ファックス

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先日の朝、自宅に「International Revenue Service IRS.gov」と名乗る次のような英文のファックスが届きました。

s-Scan10001.jpg
1枚目
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2枚目

外国人に知り合いはいないし、私は英語は大の苦手でこんな英文のファックスをもらう相手に心当たりはありません。

でもよく見ると.govと書いてあることからこれが本当ならアメリカ合衆国の連邦政府機関や関連組織から来たものと言うことです。
益々心当たりはありません。
何かの間違いでしょうか?
私は英語は全くダメなので、英語が堪能な友人にファックスを見てもらい、私もネットで調べてみました。

このファックスにはForm W-8BENとあります。
で、調べるとこれは米国における源泉徴収に関して受益者が非居住者であることを証する書面で、米国における非居住者が租税条約に基づき米国源泉税の軽減、又は免除の特典を受けるために提出する書類でることがわかりました。

そしてIRSとは米国財務省内国税歳入局ですから、平たく考えると税務署がこの書類を出したら税金をまけてあげますよと言うファックスです。

そんなのあり得ないです。それにこのファックスには宛名(私の名前)はどこにも書いてありません。

その上、2枚目のファックスでは、生年月日・社会保障番号・パスポート番号・銀行名・口座番号・口座開設日・メールアドレス・職業・日中連絡可能な電話番号・どれくらい頻繁に米国を訪れるか・受取人の配偶者、子どもおよび親についての個人情報の記入を要求しています。

これは明らかにおかしいです。
で、http://www.irs.gov/で本物のForm W-8BENを探してみるとありました。

              http://www.irs.gov/pub/irs-pdf/fw8ben.pdf
s-W-8BEN.jpgこれは本物です。
個人情報の記入欄も住所や納税者識別番号、外国税額控除の識別番号のみで、送られてきたファックスの物も「W-8BEN」っぽく書かれていますが、実際の「W-8BEN」フォームとは全然違います。

つまり、これは、

国際的な個人情報を盗み取ることを目的としたFAXによるフィッシング詐欺

と言うことす。

この手の詐欺メール(E-mail)は毎日山ほど届くので無視していますが、このようにファックスというアナログ手段で来られたら、かえってちょっとビビってしまいますね。

思わず、返信する人もいるかも知れませんね。

皆様もお気をつけください。

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